スクワレンとは?

スクワレンというのは、油脂の一種となっており、人間の体でも作られています。このスクワレンというのは、皮脂に含まれていることが多く、肌の保湿をしたり、水分を与える役割を持っています。ですから、肌にとって、スクワレンというのはとても重要な成分となっているのです。

 

人間の体の中でもスクワレンは作られているのですが、加齢がだんだん進んでくるとスクワレンの生成量が減ってしまいます。最もスクワレンが作られるのは10代後半となっており、そして25歳を過ぎてくると、あまり作られなくなっていきます。

 

そして、スクワレンがあまり作られなくなってしまうと、皮脂にもあまりスクワレンが含まれなくなってしまいます。
その結果、保湿されにくくなってしまったり、肌のターンオーバーも下がってしまいます。そして、シミやしわのような肌の悩みの原因に発展してしまうということもあるのです。

 

ですから、25歳以降は、スクワレンを色々な方法で取り入れるようにしなくてはなりません。スクワレンが肌の状態を保つために必要な成分となっていることから、化粧品やサプリメントの中には、スクワレンが配合されているものも多くなってきています。

 

スクワレンというのは、体の中でも作られているのですが、オリーブオイルなどといった植物から抽出をした油にも含まれています。ですが、その中でスクワレンが豊富に含まれているのは、深海サメの肝油となっています。

 

深度300mから1000mくらいの深海に住んでいるサメとなっているのですが、この深海サメというのは浮き袋が体内に存在していません。その浮き袋の代用として、肝臓に酸素と結合しやすいスクワレンを貯蔵して活動をしているのです。

 

深海サメというのは、内臓が体の3分の1を占めているのですが、さらに肝臓が70%を占めている状態になっています。ですから、内臓のほとんどが肝臓という状態になっているのですが、それだけ肝臓が大きいからこそ、スクワレンをたくさん溜めることができているのです。

 

スクワレンが配合されている商品はとても多いのですが、その大半は深海サメであるアイザメから抽出したスクワレンとなっています。

 

1906年に、このスクワレンという成分が発見されたのですが、発見される前から世界中で使われている成分でした。例えば、中国がまだ明といわれていた頃の書籍である本草綱目には、サメの肝臓に関する記述やサメの肝臓を使った薬についても記述として残っています。

 

これ以外にも、1758年に植物学者がアイザメの一種であるドッグフィッシュの肝油には薬として有効な素材であることを見つけていますし、ミクロネシアでも、サメの肝油を使った薬を服用していました。

 

さらにスペインでは、サメの肝油を使って薬を作り、風邪をひいたときなどに服用していたという記録もあります。このようにスクワレンという成分が見つかる前から、サメの肝油は健康にいいということが分かっていたのです。