これまでのスクワレンの歴史について

これまでのスクワレンの歴史について

スクワレンはサメの肝臓に含まれている成分となっているのですが、このサメの肝臓は明時代の中国の文献にも記載されています。当時から、感染症や腫瘍、アレルギー、皮膚病などといった症状に対して、サメの肝臓が薬として用いられていたことが判明されています。

 

このスクワレンという成分が見つかったのは、1906年です。スクアルス科のサメの肝臓から見つけたため、スクワレンという名前が付けられました。ちなみに、初めてスクワレンを見つけたのは、日本の研究者である辻本満丸博士です。

 

その後も、スクワレンの研究は行われ、スクワレンの構造をスイスにあるチューリッヒ大学のカーラー教授が1931年に解明しています。

 

それからも活発に研究が行われたことによって、人間の体にもスクワレンがあることが分かったり、酸素を体全体に供給して、新陳代謝を促進させる作用が期待できることが分かってきました。

 

そして、第二次世界大戦中に、このスクワレンが実際に用いられるようになっていきました。気温が低い環境でも凍結しにくく、また伸縮性が高いため、寒い地域で洗車をするときに用いられたりしました。

 

第二次世界大戦中は、軍隊で使われていましたが、終戦後は民間人でもスクワレンを使うようになりました。そして、今のように肌に浸透させて保湿をしたり、薬やサプリメントで用いられるようになっていったのです。